スパルタ王レオニダスと、彼が率いる300人のますらお達の物語。史実としては、スパルタとペルシアによる「テルモピュライの戦い」を題材としている。
ヘロドトスの「歴史」にもこの戦いのことが記録されていて、スパルタの300人を含む1万人に満たないギリシア軍が、21万の兵力を有するペルシア軍の侵攻を3日間にわたって食い止めている。
テルモピュライは湾と山に挟まれた場所で、最も狭い箇所では幅が15m程度しかなく、この地理的特徴を利用したことも数的不利を覆した要因のひとつだった。推測だが、スパルタの兵士の力を最も発揮できる条件で、つまり複雑な戦術を必要とせず、騎馬も活かせない状況下において、1対1の形でペルシア軍と戦うことができたことで、ここまでの戦果につなげられたのかもしれない。
映画は、全編が独特な色彩で表現されており、どの場面も絵画のように表現されているところが印象に残る。ペルシア軍多国籍軍の多様性の表現が漫画的なのは評価が分かれるところかもしれない。
「テルモピュライの戦い」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2023年3月15日 (水) 07:19
[URL] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84